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「リースバック」不動産取引には十分な注意が必要です!

自宅に住み続けながら売却できる「リースバック」とは?

近年、高齢者を中心に注目されている不動産売却の方法のひとつが「リースバック」です。自宅を売却したあとも、その家に住み続けられるこの仕組みは、資金調達や老後の住まい方を見直したい方にとって、有力な選択肢となっています。

本記事では、リースバックの仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。


◆ リースバックとは?

リースバックとは、「自宅を不動産会社などに売却したあと、そのまま賃貸契約を結んで同じ家に住み続ける」仕組みです。売却によって得た資金は自由に使うことができ、生活環境を変えずに現金化が可能です。


◆ リースバックの主なメリット

1. 現金化しながら住み続けられる

不動産を売却することでまとまった資金を得ながらも、引っ越しをせずに済むのが最大の魅力です。老後の資金確保やローン返済にも活用できます。

2. 売却が周囲に知られにくい

通常の売却と異なり、引っ越しを伴わないため、ご近所や親族に「売却したこと」が知られにくいのも特徴です。

3. 将来的に再購入も可能

契約内容によっては、後日再びその家を買い戻せる「再売買オプション」を付けられる場合もあります。

4. 相続対策にも有効

不動産を現金化することで相続分割がしやすくなり、争族(相続トラブル)を避ける手段としても活用できます。


◆ リースバックのデメリット・注意点

1. 売却価格は市場より低くなる傾向

買主側(主に投資目的の法人など)は将来的な賃料収入を前提とするため、一般的な市場価格よりも売却額が低くなりがちです。

2. 家賃の負担が生じる

売却後は「賃貸住宅」として住み続けるため、家賃の支払いが発生します。長期的には割高になる可能性もあります。

3. 住み続けられる期間は契約次第

永住できるとは限らず、契約更新の可否や期間に制限がある場合もあります。賃貸契約の内容はしっかり確認が必要です。

4. 再購入は保証されない

「買い戻し」には条件があり、再購入価格やタイミングによっては実現できないこともあります。

5.宅建業者が相手の買取

 宅建業法に基づくクーリングオフは宅建業者への売却では適用できませんので、注意が必要です。


◆ リースバックはこんな方におすすめ

  • 老後資金を確保しながら住み慣れた家に住み続けたい

  • 相続対策として不動産を整理したい

  • 住宅ローンの返済に困っているが、転居したくない

  • 子どもが独立し、広い家を活かしきれない


◆ まとめ:リースバックは「安心して老後を迎える」ための選択肢

リースバックは、単なる不動産売却ではなく、「住まいと資金の両立」を図る新しい選択肢です。信頼できる専門家と相談しながら、ご自身のライフプランに合った形での活用を検討してみてはいかがでしょうか。

リースバックを選択した方が良いのか、通常の売却をした方が良いのかは信頼できる不動産屋さんに相談してみてください。

株式会社ランディアでは、無料で不動産のお困りごとの相談を承っております。いつでも、ホームページのお問合せからご相談ください。